stand.fm(スタンドエフエム)の仕組み・ビジネスモデルを解説

この記事の執筆者 南研吾
この記事の執筆者 南研吾

音声配信アプリについて調べていたら情報がまとまったので、人気音声配信アプリ「stand.fm(スタンドエフエム)」のビジネスモデルについて説明しました。
音声配信アプリの配信者に興味がある方は是非読んでください。
下に貼ってある図解を見て全体像をつかんでから読み進める、という方法がオススメです。

stand.fm(スタンドエフエム)のビジネスモデル

stand.fmはどんなサービスなのか

まずはじめにstand.fmはどんなサービスなのかを知っておきましょう。
stand.fmはアプリを使い、利用者がアプリのなかで配信されている「音声」を視聴することができるサービスです。
このようなサービスは
「音声配信プラットフォーム」
と呼ばれています。

ラジオには「ラジオパーソナリティ」と呼ばれる、コンテンツの司会進行を担当する人がいますよね。
音声プラットフォームで配信される音声も同じです。
音声コンテンツを司会進行する人がいます。
stand.fmのようなアプリでは、音声コンテンツの司会進行をする人を
「配信者」
と呼ばれます。

だから、stand.fmとはどんなサービスかを一言でいえば
「配信者が配信する音声を利用者が視聴できるサービス」
と言えます。

この関係性を図にすると下の図のようになります。

stand.fm・利用者・配信者の関係性の図解

なぜ利用者は無料で配信を聴けるのか?

まずは概要を説明しましたので、次は利用者が気になるであろうことを説明します。
なぜstand.fmは無料で使えるのか?です。
より正確に言うと、stand.fmには

  • 月額課金
  • LIVE中のアイテムのプレゼント

などのような利用者が課金する仕組みがあるので
「なぜstand.fmは無料でも使えるのか?」
となります。
この理由を説明していきます。

アプリは広告収入で運営されている

stand.fmが(基本的には)無料で利用できるのは、利用者以外からお金を受け取るからです。
まだstand.fmには広告が無いみたいですが、将来的には導入されるはずです。

このようなサービス自体を無料で提供する仕組みは「フリー戦略」や「第三者間市場」と呼ばれたりもします。
みなさんが使っているであろうグーグルの検索エンジンやインスタグラムなんかも同じような仕組みですね。
Twitterやfacebookなんかも同じ仕組みを採用しています。
ネット以外だと民放テレビも無料で見れますのでフリー戦略ですね。
これらのサービスの主な収入は広告となっています。

配信されるのは音声の広告

まだわからない部分だからはっきり言えませんが、stand.fmのなかで配信される広告はおそらく「音声」の広告です。

「広告」という言葉に嫌悪感をいだく人がいると思いますが、いまは広告配信の技術があがっています。
たとえば、あなたがお酒が好きでお酒に関する配信をstand.fmでよく聴いていたとします。
すると、配信から配信の間に新しい種類のお酒に関する音声広告が流れます。
つまりあなたが興味がある内容の広告が流れるのです。

これはどういうことでしょうか。
答えは簡単で、視聴している人の

  • プロフィールのデータ
  • 視聴している番組のデータ

などを分析し、視聴が興味・関心を持つであろうと判断された広告が配信されているのです。
stand.fmはまだ音声広告をアプリ内に配信していないようですが、きっとこのような広告を配信するときがくるはずです。

さきほどはstand.fmのサービスの概要を図解にしました。
さっきの図解に「広告」や「広告主(広告を出す企業)」を加えてみましょう。
配信者と利用者の位置関係が変わっているので注意してください。
無料でアプリを使えるのは、おもに企業が配信する広告がアプリの運営費に使われるからです。

stand.fmはフリー戦略を選択している

配信者はメリットがあるから音声を配信する

つぎは配信者の方に注目します。
一部課金の仕組みがあるにせよ、基本的にはstand.fmは無料で音声配信を聴けます。
では、配信者はボランティアや趣味で音声を配信しているのでしょうか。
そんなことはありませんよね。
趣味やボランティアで配信している人もいると思いますが、メリットがあると考えているから配信者は音声を配信するのです。
stand.fmを使うと配信者にどんなメリットがあるかを説明します。

収益化の仕組みがたくさん用意されている

stand.fmには配信した音声コンテンツを収益化する仕組みがたくさん導入されています。
言い換えると
「配信者がお金を稼ぐ方法がたくさん用意されている」
ということです。
これは大きなメリットですね。

ここでは詳しく説明しませんが

  • 音声が再生された時間による収益
  • 利用者の課金による有益
  • 広告配信による収益(これから実装予定のようです)

などが用意されており、配信したコンテンツを視聴・課金・広告などの方法で収益化することができます。

視聴者と交流したりSNSのフォロワーを増やす仕組みがある

いまの時代、ネットで活動をするにあたってSNSはとても大事なツールになります。
stand.fmでは配信者ごとにプロフィールページが用意されています。
そのページには配信者のSNSのリンクを掲載することができるので、フォロワーが増えやすいようになっています。

さらに「レター」という、視聴者が配信者に匿名で質問できる機能もあります。
これにより、音声コンテンツの中でも視聴者と配信の間で交流が生まれやすくなります。
このような仕組みはやはりSNSのフォロワー数を増やす効果が期待できます。
SNSのフォロワーが増えると宣伝などもできますので、配信者としての収益アップにもつながるでしょう。

ここまでの内容を図解に加えてみます。
すこし複雑になりましたが、stand.fmのビジネスモデルをざっくり説明すると図のようになります。
これがおおまかなstand.fmの全体像です。

stand.fm(スタンドエフエム)のビジネスモデル

始めるなら早い方が良い

調べてみると、stand.fmはすでに国内トップクラスの音声配信プラットフォームになっていることがわかります。
下のグラフは同じく音声配信アプリのVoicyとstand.fmのサービスへのアクセス量を比較したものです。
この数字は絶対に正確なものではありませんが、2020年10月頃にstand.fmがVoicyを超えていますね。

stand.fmとVoicyのアクセス量をグラフで比較

データをみると検索エンジンからstand.fmを訪れる人も増えています。
googleは音声検索の分野をどんどん強化すると言われています。
サイト・動画・画像を検索できるだけでなく、これからは音声でも検索できるようになるかもしれません。
こうした流れはstand.fmの成長を後押しするはずです。

もしこの記事を読んでくださった方がstand.fmの配信者になろうと考えいるなら、いますぐ始めることをおすすめします。
ブログやYouTubeの歴史を見ても、早くはじめる方が有利なのは明らかです。
そして、はじめたら地道にコンテンツを増やしましょう。
そうすれば、もしかしたらYouTubeにおけるヒカキンさんのような存在になれるかもしれません。

・stand.fm公式サイト
https://stand.fm/

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