【スニーカー投資の基礎知識】モノカブのビジネスモデルをメルカリと比較しながら解説

この記事の執筆者 南研吾
この記事の執筆者 南研吾

この記事ではスニーカーやストリートウェアを売買できるアプリ「モノカブ」のビジネスモデル説明します。
よりわかりやすいように、フリマアプリのメルカリを使って違いなどを比べながら説明していきます。
株式投資をするようにネットをつかったスニーカー売買でお金を稼ぎたい人はぜひ読んでください。
下にモノカブのビジネスモデル全体を掲載しておくので、なんとなくの全体像を見てから読むことをおすすめします。

モノカブのビジネスモデル図解

モノカブはスニーカー・アパレル商品を売買できるアプリ

モノカブは一言でいえばどんなサービスでしょうか。
モノカブのiPhoneアプリのタイトル名を見てみると
「モノカブ スニーカー・ハイエンドファッション売買アプリ」
という名前が付けられています。

スニーカーとは運動にも使えるような高機能の靴のことですよね。
ハイエンドファッションは品質やデザイン性が高いファッションアイテムのことです。
そして、これらを売買できるということは

  • モノを出品する人
  • モノを購入する人

この両方の立場の人がいて、メルカリのようにお互いにモノを売ったり買ったりできるということです。
つまりモノカブはスニーカーや高品質のアパレル商品を売買できるアプリということですね。

フリマアプリとして大人気のメルカリも、モノカブと同じくモノを売ったり買ったりできるサービスです。
メルカリではスニーカーやアパレル商品以外にも、かなり幅広いモノを売り買いできます。
モノカブとメルカリはどちらもモノを売り買いできるアプリですが、売買できるモノでいうとメルカリの方が幅広いことがわかりますね。

メルカリとモノカブは売買できるモノが違う

南研吾
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モノカブはこれから時計・バッグ・トレーディングカード・酒などの売買もラインナップに追加することを検討しているそうです[1]fashionsnap.com:モノカブが総額4.5億円を調達、スニーカーCtoCのオペレーション強化

モノカブで売買できるのは新品・未使用品だけ

メルカリとモノカブはどちらもモノを売ったり買ったりできるアプリです。
そして、メルカリよりもモノカブの方が売買できるモノの範囲が狭くスニーカーとアパレルに特化しています。
取り扱っている商品のジャンル以外にも、メルカリとモノカブには大きな違いがあります。
モノカブでは新品・未使用品だけしか売買できません。
メルカリは新品・未使用品以外だけでなく中古品も売買することができるので、これはかなり大きな違いです。

モノカブに出品できるのは新品・未使用品だけ

モノカブは売る値段・買う値段を指定できる

メルカリの場合、出品されているモノの値段を決めるのはだれでしょうか?
モノを出品する人が値段を決めて出品していますよね。
だからメルカリでモノを買うとき、出品者が指定した値段でしか買うことができません。
メッセージなどで値段交渉したりすることもできますが、お金のことなので売る人・買う人の両方にとってけっこうな負担になります。

モノカブはメルカリとは少し仕組みが違い、「板寄せ(いたよせ)」と呼ばれる仕組みと導入しています。
モノカブでは、売りたい人と買いたい人がそれぞれで納得する値段で入札します。
お互いが買ってもいい値段、売ってもいい値段をアプリで指定するのですね。
そして、売ってもいい値段と買ってもいい値段が一致したときに売買が成立する仕組みになってます。

板寄せはモノカブの特徴でもあるので補足します。
たとえば売り手と買い手に

  • 10,000円で売りたい人
  • 10,000円で買いたい人

この二人がいたら売買が成立します。
けれど

  • 10,000円で売りたい人
  • 8,000円で買いたい人

この二人の場合、売買は成立しません。
売りたい値段と買いたい値段が一致しないからです。

オークションサイトなどでモノを買うとき、値段を指定して入札していきますよね。
オークションの場合は基本的に買う側しか入札しません。
板寄せの場合は買う側・売る側の両方によって入札されるようなイメージです。

メルカリとモノカブにおけるモノの購入方法の違い

南研吾
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板寄せは株式投資などでお馴染みの仕組みです。
そもそもモノカブの由来は「モノを株のように買える」というところからきていることもあり、この仕組みがモノカブの最大の特徴でもあります。

モノカブはモノの値段の推移などの情報が公開されている

次は出品されるモノの値段などについてです。
おそらくメルカリの出品者の多くはなんとなくだったり、同じモノを出品している他の出品者の料金設定をみて値段を決めています。
対してモノカブでは出品する人、購入する人の両方に
「相場情報」
と呼べるような、その商品が売買された値段の推移が公開されています。
出品する人はこの情報を見て売るモノの値段を決めることができます。
株式投資の世界で「チャート」と呼ばれるわかりやすいグラフで見ることもできます。
下の画像はじっさいモノカブで公開されている情報のキャプチャーです。

モノカブで公開されている相場情報のチャート

このような仕組みがあることによって、売る人と買う人の「情報の非対称性」が減ります。
情報の非対称性とは、どちらか一方が多くの情報を持っていて取引が一方的に有利な状態でおこなわれていることを意味します。
モノカブでは過去にモノが売買された値段の推移など、いわゆる「相場」の情報が公開されています。
だからその商品にたいして特別な知識がなくても一方的に騙されたりすることが減ります。
たとえば、本当はとても価値が高いモノなのに本来の価値よりもはるかに低い値段で売ってしまうような事が無くなるのです。
安心して、公平に取引ができる、ということでもありますね。

メルカリは中古品を取り扱うこともあり、その商品の使用感・劣化具合などが商品ごとに違います。
だから出品されている商品の個別の相場などを算出・公開することはかなり難しくなります。
このような情報の公開できるのは、モノカブが新品・未使用品しか扱っていないからこそですね。

売り手と買い手の間で情報の非対称性がなくなる

プロが本物だと鑑定したモノだけが購入者に届けられる

メルカリとモノカブを比較すると
「真贋(しんがん)鑑定」
の有無が目立ちます。
モノカブには真贋鑑定がありますが、メルカリにはこれがありません。
真贋(しんがん)鑑定とは、本物か偽物かを鑑定する行為のことです。

もしメルカリで出品者から偽物を買ってしまったらどうなるでしょう。
この場合、まずは運営に連絡してトラブルの解決方法などを相談することになります。

モノカブの場合、購入したモノはいったんモノカブを運営する会社(株式会社モノカブ)に郵送されます。
そして鑑定士が送られてきたモノが本物かどうかを鑑定します。
ここで本物だと鑑定されたモノだけが購入者に届く仕組みになっています。
だから、基本的には購入者に偽物が届くことはありません。
下の図はモノカブ公式サイトから引用したものです。

手数料・支払い方法について

手数料・支払い方法について モノカブ公式サイトから引用

この仕組みによって100%の確率で偽物を撲滅できる訳ではないと思います。
それでもこのような仕組みがあればトラブルが減るのは間違いありません。

モノカブの収益は購入者の手数料

モノカブとメルカリとの比較の最後は「手数料」についてです。
モノカブとメルカリはどちらも売買したときに出品者から受け取る手数料がおもな収益です。

ただ手数料はけっこう違いがあり、以下のようになっています。

  • モノカブ→2.8%+税金
  • メルカリ→10%

モノカブとメルカリの手数料の違い

モノカブと似ている「StockX(ストックエックス)」というサービスがあります。
StockXでは手数料が9.5%に設定されています。
モノカブよりもかなり高く、メルカリに近い数字ですね。
ということは、このような売買サービスを継続して運営するには10%前後の手数料が適切ではないか、と考えられます。
もしこの仮説が正しければ、将来的にはモノカブの手数料も10%前後になるかもしれません。

南研吾
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手数料を上げずにサービス内に広告を貼ったり企業とタイアップするなどの方法で収益を作る、という可能性もあります。

モノカブのビジネスモデルまとめ

モノカブのビジネスモデルを整理します。
モノカブには

  • 特定のジャンルに特化した売買アプリ
  • 売る人・買う人がお互いに値段を指定する板寄せ
  • モノの相場情報の公開
  • 新品・未使用品に限定してるので真贋鑑定ができる
  • 購入者は本物のみを購入できる

このような特徴があります。
そして、モノカブのビジネスモデル全体を図解にしてみました。

南研吾
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特徴的な部分はオレンジ色にしてあります。

モノカブのビジネスモデル図解

いくつかの仕掛けを用意することによって

  • 売る人、買う人の両方ともモノの価値にふさわしい値段で取引できる
  • 買う人が偽物を買ってしまう確率が低い

などの条件を満たす安全なマーケット(市場)になっていることがわかりますね。
もしスニーカー投資をしたいなら、SNSなどではなくモノカブのような安全性が高い場所で取引をすることをおすすめします。

・モノカブ公式サイト
https://monokabu.com/

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